伊助のよもやま話


会長

竹屋も桜吹雪

今日は4月10日。京の桜は、今、満開です。どこも花見で賑わっている。
名所も近くに数々あるが、残念なことに行きたい気持ちはあっても自由に出かけることが出来なくなってしまった。

しかし、足の悪い私を喜ばせてくれる桜がある。
それは当社の前に昔からある一本の桜だ。
その桜の花が満開となり、花びらが車風に乗って、会社の方へ舞い込んでくる。
歩くところ一面が桜色のじゅうたんのようで、それを踏みしめる幸せがある。

名所に行かなくても、目の前の桜を見て、桜吹雪の下を歩ける幸せを感じている。
桜見物は満点だが、花より団子。桜の下でおいしいお酒を飲んだつもりで我慢すれば、これで充分です。

毎日、いろいろなニュースを見ているが、震災の津波によって流され一変した風景の中に桜の木が残っていて、その桜の木に花が咲いているのを見た。
また、一段と感激した。

私が見ることのできる前の桜より、何百倍も輝くように見えた。
被災地にも一日も早く、桜のように花が咲くことを祈るばかりです。

私は今、幸せです。喜ばなくてはいけないが、しかし、どのように立派な桜でも「どうせ一度は、散る花よ」と唄われる。
深く考えないようにしよう。淋しい気持ちにならないように……。

復興を祈る。


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