伊助のよもやま話


会長

竹の子

“♪男も色々、女も色々、竹の子も色々”と歌いたくなってきた。
春爛漫の季節、うきうきした気持ちとは裏腹に、政治、経済、就職や進学、それぞれの場で戦っている人たちがいる。人生って本当に歌のとおりだなと思う。
竹の子だって色々なのだ。桜の時期に竹の子は生まれる。藪(やぶ)を手入れするのとしないのとでは大変な違いが出てくる。
手入れをせずに放置しておいた藪の竹の子は成長するとともに森を荒らすため、毎日竹の子が出たらこれ以上育たないよう倒している人もいるそうだ。ある人はこのような竹の子を“森のギャング”とも言う。
それとは違って、食べる竹の子は、土をかぶせてワラを敷き、大切に手間を掛けて育てている。藪の中に日が差し込むように傘が広げられるぐらいに透かしてある。美味しく食べられるように努力して手入れしているのである。
その他、商品となる竹が生育する藪も手入れをするが、竹そのものの成長は自分で調整して生きていく植物の知恵にまかせる。
自然とうまく付き合いながら、自然を手入れする。そうすれば竹の子は、かたい竹、やわらかい竹、色々な竹に育ち、私たちを助けてくれるのです。


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